子どもと一緒に車に乗るとき、命を守るために欠かせないチャイルドシート。
だんだん成長するにつれて赤ちゃんの動きが活発になってくると、「気づいたら我が子が肩ベルトをすり抜けている!」といった悩みが出てくる方も多いのではないでしょうか。
今回はチャイルドシートすり抜けに悩む方に全力でおすすめのチャイルドシートをご紹介します。
肩ベルトのすり抜けはいつから?
我が子は1歳3か月ぐらいのタイミングから肩ベルトのすり抜けが始まりました。
ある日いつものように子どもをチャイルドシートに乗せて運転をし、信号待ちのタイミングでふと後ろを見てみると、満面の笑みで肩ベルトから脱出し、上半身がフリーダムになった我が子の姿が。
初めて見た瞬間は目を疑いました・・・。
慌ててベルトをきつく締めなおしたのですが、一度抜けられることがわかってしまうと、その後は抜け出し自由自在。
これだと万一の事故が起きた時に子どもを守れない・・・!
慌てて対策方法を探し、出会ったのが現在愛用しているサイベックス社のチャイルドシートでした。
絶対に脱出できない!サイベックス製「パラス G i-Size」
サイベックスと言えばベビーカーが有名ですね。
リベルはそのお手頃価格とコンパクトさで、外出したら絶対にリベルユーザー何人かとすれ違うほど。
(そんな私はエアバギーからオルフェオへの乗り換え組です)
正直サイベックスがチャイルドシートを出していること自体まったく知らなかったのですが、これがまた画期的な商品だったんです。
商品名は「パラス G i-Size」。
一般的なベルトとはまったく異なる形状の「インパクトシールド」を採用しており、子どもの胴体をまるっと守れるようになっています。
どうでしょう、インパクトシールドのこの存在感。笑
WEBで見てもなかなかですが、実物はさらに「何このガッシリ感!」でした。
そのかわり、なんかすごく守ってくれそう。
「パラス G i-Size」を装着した結果
子どもの反応
さて、注目の子どもの反応はいかがでしょうか。
商品到着後、さっそく車へ装着し、子どもを乗せてみました。
すると、あまりにも今までの形状と違うためか、ギャン泣き。笑
「あれ、もしかしてこの買い物失敗だった・・・??」
不安がよぎる中しばらく運転していると、意外とすぐに慣れたようで大人しくなりました。
一度慣れたあとはもう装着で泣くことはまったくなくなり、むしろこのインパクトシールドが抱き枕のような安心感を与えているのか、機嫌よく乗車してくれ、眠い時もぐずることなく寝てくれるようになりました!
最近はチャイルドシートに乗せると自らインパクトシールドを手繰り寄せて、早く装着しろと言わんばかりに身体の前に持ってきます。笑
初回こそ心配したものの、我が子はかなりこのチャイルドシートを気に入ってくれた様子です。
脱出防止効果
肝心の脱出防止効果はどうだったかというと・・・
もちろん満点です!!
このチャイルドシートに変えてから、一度も脱出は成功していません。
(構造的に無理過ぎて、息子も脱出を試みようともしなくなりました)
インパクトシールドは万一の事故の際、一般的なチャイルドシートのベルトよりも首にかかる負担が少ないとのこと。

安心面ではパーフェクトな商品だと思います。
脱着のしやすさ
購入前はまったく気にしていなかったのですが、脱着のしやすさも100点満点です。
これまでのチャイルドシートのは肩ベルトを両腕に通して、左右のバックルをあわせてから装着・・・といった手順が必要だったのに対し、こちらのチャイルドシートは一般的なシートベルトと同様、1か所をカチャっと締めるだけ。
外すときも1か所カチャっで、インパクトシールドを横にポイっとどけるだけ。
ベルトから腕がうまく外れない、なんてイライラからも解放されることになりました!
こんな効果も・・!寝落ち時の首かっくん改善
さらにもう1つ、副次的な効果が。
これまでのチャイルドシートだと、Maxの角度でリクライニングにしていても、子どもが寝落ちしたタイミングでブレーキをかけると首がかっくんと前に折れてしまい、苦しそうなのが気になっていました。
ところがこちらのチャイルドシートはなんと首部分にもリクライニング機能が。
リクライニングにしてみた結果、あれだけ毎度悩まされていた首カックンがまったくなくなりました!

これは結構本当に嬉しい。
このチャイルドシートにしてから数か月が経ちますが、1度たりとも首カックン発生していません。
きっと息子も寝やすくなって喜んでいることでしょう。
サイベックス「パラス G i-Size」メリット・デメリット
ここまで実際に使用してみた結果をお伝えしてきましたが、あらためてメリット・デメリットをまとめてみます。
メリット①安心安全
上でも書きましたが、脱出しない&首への負担が少ないインパクトシールドの採用により、本当に安心して子どもを乗せることができます。
ちなみにこのチャイルドシート、横からの衝撃も考慮してくれているため、万一のときもより安心ですね。

メリット②脱着のしやすさ
脱着のしやすさは控えめに言ってパーフェクトです。
ぜひ試してみていただきたいです。
メリット③長く使える
このチャイルドシート、ジュニアシートとしても使用が可能で、1歳3か月頃~12歳頃までのロングユースが可能なんです。
身長が105cmを超えたらインパクトシールドは卒業で、それ以降は車のシートベルトを使って乗ることが可能です。

もう1歳過ぎているし、今さらチャイルドシートの買い替えなんて・・・と思っている方も多いと思いますが、こちらは12歳までながーく使えます!!
デメリット①夏場は暑いかも
デメリットとして挙げるとしたら、インパクトシールドの存在感がありすぎて、夏場は蒸れて暑いかも?という点です。
(我が家はまだこのチャイルドシートで夏を迎えていないため、想像になりますが・・・)
ただ、2024年モデルからはメッシュ素材で通気性がアップしているとのことなので、過度に心配する必要はないかもしれません。
どうしても、という場合は大人気の送風クールシート「エアラブ3」と併用すれば安心かと思います。
我が家はチャイルドシートとベビーカー用でエアラブ2台を愛用しています!

デメリット②お値段が優しくない
強いて挙げるとするならば、「パラス G i-Size」はお値段があまり優しくありません。
4万円弱なので決して高すぎる訳ではないのですが、少し躊躇ってしまうかもしれません。
ただ、本当に買って後悔はしない商品だと思いますし、12歳までのロングユースだと思えば十分リーズナブルだと思います!
まとめ
いかがでしたでしょうか。
こいつサイベックスの回し者か?と疑われそうなほど「パラス G i-Size」を激推ししてしまいましたが、本当に本当に、心の底からお勧めなんです。
一度このチャイルドシートの良さを知ってしまったら、もう二度と買い替える気は起きません・・というぐらい満足しています。
こちらの記事でご紹介しているディズニーランド旅行もその他のおでかけも、このチャイルドシートのおかげで行き帰りの車中は非常に快適に過ごすことができました。
肩ベルトのすり抜けに困っている方や、肩ベルトのイヤイヤが始まっている子を持つ親御さん、日々の乗せ降ろしを楽にしたい方などなど、本当におすすめです。
是非一度試してみてはいかがでしょうか。