突然ですが、我が家はスマートホーム化しています。
もともと家で過ごす時間が好きな私ですが、長い時間を過ごす家を少しでも快適にしたくて、何年か前からスマートホーム制度を導入しました。
IoTやらスマートホームやらの言葉が世に出てきてから早数年。
未だ周囲でスマートホームにしている家庭をあまり聞かないのですが、これ、ほんっとおすすめなんです。
本記事ではスマートホームがいかに便利かについて、ご紹介をしていきます😊
スマートホームって?
スマートホームとは、IoTやAIなどの技術を駆使して、住む人にとってより安全・安心で快適な暮らしを実現する住宅のこと。(出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)
これだけ読んでも「つまりなんなの?」と思ってしまいますね。
スマートホームでできる、便利なこと
スマートホーム化すると、自分で手を動かさずにさまざまなことができるようになります。
我が家では、例えば次のようなことができます💡
- 平日の朝、起きる前にリビングのエアコンをつけてくれる
- 平日の朝、支度をしている時間帯に今日の天気と予定を教えてくれる
- 深夜、気温が22℃以下になったら寝室のエアコンをつけてくれる
- 夜23時になると、リビングの照明とダウンライトを暗くしてくれる
- 「アレクサ、ただいま」と言うと、リビングの照明・ダウンライト・エアコン・テレビ・間接照明をつけてくれる
- 「アレクサ、行ってくるね」というと、「ただいま」の逆で諸々の家電を電源OFFにしてくれる
などなど。
挙げ始めるとキリがないのですが、ざっとこれだけのことができるようになるんです✨
スマートホームは専用の家電が必要なんじゃないの?
スマートホームにはスマートホーム用の家電が必要で全部買い替えなくちゃだめなんじゃないの?と聞かれることも多いですが、そんなことはありません。
もちろんスマートホーム用として売られている家電もたくさんありますが、それらに買い替えずとも、今、家で使っている家電たちをスマートホーム化できちゃうんです。
これだけは持っておきたい。スマートホーム三種の神器。
さまざまな種類のスマートホーム機器が発売されていますが、私が特におすすめしたいものは3つ。
1.Nature Remo
赤外線リモコンで操作できる家電を、スマートフォンで操作できるようにする超絶便利なリモコンです。
ざっくり言うと、何種類もの赤外線リモコンの命令をまとめて1台で覚えることができる学習リモコンみたいな感じです。
このリモコンの操作を、スマホやスマートスピーカー(後述)でできちゃうんです。
「エアコンつけたいのにリモコンがない!」という悩みから解放されます😆
さらに、スマホの専用アプリから任意のルールを設定することもできるので、使いこなすとより便利。
例えば・・
- 平日の朝6:00、リビングのエアコンを暖房28℃でONにする
- 平日の朝7:00、リビングの照明とテレビをONにする
- 深夜、気温が22℃以下になったら寝室のエアコンを暖房28℃でONにする
- 気温が28℃になったらエアコンをOFFにする
など。
私が持っているNature Remo miniには温度センサーがついているので、上記のような温度を条件にした設定ができるんです🎵(上位モデルだと湿度センサーや照度センサーもついています)
注意点としては、あくまでNature Remoも赤外線リモコンなので、赤外線が届く範囲に置いておかないと意味がありません。
基本的には部屋ごとに置く必要があります。
我が家はリビング、寝室、仕事部屋の3部屋にそれぞれNature Remo miniを設置しています😊
Nature Remo公式サイトは ▶こちら
2.kasa スマートプラグ
今ある家電の電源ON/OFF操作をスマホやスピーカーでできるようにする、これまた便利なツールです🔌
こちらはNature Remoのように、家電の複雑な操作をすることはできません。
電源ON/OFFするのみです。
ただし、リモコンがない家電でも使えます💡
我が家のスマートプラグは、もっぱら間接照明専用です。
間接照明って、なんか良いじゃないですか。
夜の空間を素敵に照らしてくれる、オシャレアイテム(だと思っています)。
でも、いちいち夜になるたびに1つ1つ電源をつけたり、寝る前に消したりなんて面倒じゃないですか。
少なくとも我々ものぐさ夫婦には無理。
そんなときに役立つのが、このスマートプラグなんです。
これさえ仕込んでおけば、あとはスマホやスマートスピーカーで一括操作できちゃいます。
また、こちらも専用アプリを使えば、○時になったら○○を消す、というようなルール設定が可能です。
おかげで我が家は、普通の間接照明のほか、リビングのテレビ後ろ、ソファ下、ベッド下など、間接照明だらけになりました。笑

間接照明だらけですが、まぁまぁ快適です。
注意点は、家電とコンセントの間にスマートプラグを挟む形になるので、基本的には操作したい家電1個につき、スマートプラグ1個が必要です。
ただし、常に同じ動作をさせたい家電で、それぞれのコンセントが近くにある場合は1個のスマートプラグで複数家電を操作させることも可能です。
我が家は上の写真のソファ下照明と、右下にあるランプを2個口の電源タップでまとめ、その電源タップをスマートプラグにつなぐことで同時に操作しています🔌
(スマートプラグもまぁまぁ大きいので、かさばりますが・・・)
間接照明以外でも、扇風機や空気清浄機など、電源操作だけがメインの家電にはけっこう使えると思います🎵
kasa スマートプラグの公式サイトは▶こちら
3.スマートスピーカー
Nature Remoやスマートプラグなど、実はそれぞれに専用アプリを出しているので、それらだけでも使えます。
けれどやっぱり、スマートホームと言えば、スマートスピーカー。
スマホで操作もいいけど、やっぱり音声で操作がしたい。
スマートスピーカーの代表格と言えば、
- Googleから出ている「Google Home」
- Amazonから出ている「Amazon Echo」
この2つが日々死闘を繰り広げていますね。
スマートスピーカーとしてできることはそこまで大きくは違わないですが、私はAmazonのヘビーユーザーのため、Amazon Echoを導入しています。(Echoと書いて「エコー」と読みます)
よくCMで「アレクサ、○○して」のようなフレーズを耳にするかもしれませんが、Amazon Echoに呼びかけるときの名前が「アレクサ」なのです。
最初は呼びかけるときになんとなく照れ臭かったですが、今はもう何も感じることなくスピーカーに向かって「アレクサ」と声をかける日々です。
Echoの良いところは、なんといってもラインナップの多さ。
ディスプレイ付きでPrime Videoが見られるものから、音声操作するだけのラフなものまで、自分の使い道に合ったものを選べます🌈
我が家では、仕事部屋と洗面所にEcho Spot(残念ながら、現在は生産終了に・・)、リビングと寝室にEcho Dot(第3世代)を配置。
家じゅうどこにいてもアレクサです。笑
アレクサの良いところは、連携したスマートホーム機器をまとめて操作できるところです。
上述したNature Remoの機器とスマートプラグの機器を、まとめてグルーピングして操作できるんです。
例えば、我が家はNature Remoで設定した照明・エアコン・テレビと、スマートプラグで設定した間接照明たちを「リビング」というグループに設定しています。
こうすることにより、「アレクサ、リビングを消して」というと、リビングに設定された機器たちがすべて電源OFFになるんです。
なんて便利。
また、アレクサに話しかけるだけでなく、こちらも他のツールと同様ルールを設定できるので、「○時になったらリビングをONにする」というようなことも可能になります。
是非一度試してみてください🎵
Amazon Echoのラインナップは▶こちら
良いことだけじゃなんなので・・・スマートホームの注意点
スマートホームについて良いことばかりを書きましたが、最後に気をつけておきたい点についても書いておきます。
それは・・・
ネットワークがつながらないと、すべての操作が不可になること
です。
当たり前と言えば当たり前なんですが、意外と盲点。
家のルーターが調子悪いと、操作ができなくなります。
マンションの回線が不調になると、操作ができなくなります。
Nature Remoやスマートプラグなどのサーバー側の調子が悪いと、操作できなくなります。
数か月に1回、上記のどれかが発生します。
特に多いのは、Nature Remoのエラーでしょうか。時間をおけば直るんですけどね。
Nature Remoさん、あなたがいないともはや日常生活を送れないんです。
期待しまくっているし、今後もずっと使いますので、よろしくお願いします❗❗
超絶便利なスマートホームですが、いつ何時操作ができなくなるかわかりませんので、念のためクローゼットの中などにリモコンをまとめてしまっておくことをお勧めします。
最後にちょっとだけ不安になることを言いましたが、スマートホームって本当に便利なんです。
騙されたと思って一度試してみていただけると嬉しいです。
さて、今回はスマートホームに必須の3アイテムをご紹介しましたが、今日書ききれなかった便利な機器もまだまだあります。
また機会をみてご紹介できればと思いますので、お付き合いいただけると幸いです😊
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