【知らなかった!】妊婦になってから身をもって知った、意外だった妊娠中の辛いこと8選【妊娠初期~妊娠中期の体調不良】

つらい妊婦 02.妊娠・出産
スポンサーリンク

妊娠中のつらいことと言えば、まずは「悪阻(つわり)」を想像する方が多いのではないでしょうか。
当然悪阻は辛いものですが、妊婦のつらさは「悪阻」だけじゃない!

今回は、妊婦になって私が実感した体調面での「つらいこと」8選をご紹介していきます。

妊娠中の症状は人それぞれと言いますが、今回ご紹介する8選は比較的メジャーな症状かなと思います。(SNSのマタニティアカウントでもよく耳にします)

妊婦さん全員が必ず経験する訳ではないと思いますが、参考にしてもらえたら嬉しいです!

※妊娠27週現在の記事です。妊娠後期に入って新しい項目が出てきたら、随時更新していきます。

スポンサーリンク

妊娠中のつらいこと8選

悪阻(つわり)

発症時期:妊娠5週頃~12週頃

妊娠前から覚悟していましたが、やはり悪阻はつらかったです。

幸いにも私は11週ぐらいで悪阻症状が治まりましたが、人によっては臨月まで続く人もいるとか・・・。

悪阻の種類

代表的な悪阻は、5種類です。

  1. 吐きつわり
    ⇒王道です。とにかくずっと気持ちが悪く、吐き気に悩まされる悪阻です。
     吐き気だけで済む人もいれば、ひたすらずっと吐き続ける壮絶な人もいるようです。
     症状が酷くなると病院で点滴を打ってもらう必要が出てきたり、場合によっては入院になる人もいます。
  2. ニオイつわり
    ⇒こちらも王道で、匂いに反応して吐き気が出る悪阻です。
     ご飯が炊ける匂いで「うっ・・」となるシーンは、ドラマや漫画でよく見かける気がします。
     実際には、人によってダメな匂いが変わるようです。(シャンプーの匂いがダメ、スーパーの匂いがダメ、夫の匂いがダメ、etc.)
  3. 食べつわり
    空腹になると吐き気が出る悪阻です。
     とにかく空腹にならないよう、常に食べなければ吐き気に襲われます。
     吐きつわりと食べつわりを併発した人は、なかなか辛そうでした。。
  4. 眠りつわり
    ⇒「つわり」と名が付く割に、吐き気は伴わず、ただひたすら眠くなる悪阻です。
  5. よだれつわり
    ⇒こちらも同様、吐き気を伴うわけではなく、常によだれが溢れ出てきて、洪水状態になる悪阻です。

勉強不足だったのでしょうが、悪阻=吐きつわり&ニオイつわり だと思っていたので、他にも種類があったことに驚きました。

ちなみに私は「2.食べつわり」「4.眠りつわり」と、「喉つわり」の3種類併発タイプでした。

自身が経験した悪阻のつらさ

食べつわり

「食べてりゃ吐き気が治まるんだから、別に問題ないじゃん」と思われる方もいるかもしれません。

確かに食べていればなんとかなりますが、当然食べた分だけ体重が増えます。
妊娠前のように運動でカロリー消費することもできないので、後の体重管理で地獄を見ることになります。

不思議とその時そのときで食べられるものが違うので、常にコンビニで「今食べられるもの」を調達してくる必要がありました。。

その中でも私が比較的頻繁に食べたくなったのは「フライドポテト」だったので、体重は右肩上がりになりました!泣

眠りつわり

もともといつも眠気を感じている私ですが、眠りつわりによってどうしようもない眠気に襲われる日々がやってきました。

起きようとしてもまぶたが閉じてくる、頭が回らない・・・など、仕事に影響が出てしまったのがこの眠りつわりでした。

眠気、恐るべし。

「眠すぎて仕事ができません」とは会社には言えず、なんだか自分が怠惰な人間に思えて地味に辛かったです・・・。

喉つわり

比較的マイナーな部類に入ると思われる、喉つわり。
常に喉に何かが詰まっているような異物感があり、飲み込もうとしても解消されません。

食べつわり・眠りつわりと異なり実害はありませんでしたが、常に喉に異物感があるのは非常に不快でした。

2018年に実施したアカチャンホンポの妊婦さんへの調査では「食べつわり」と「吐きつわり」発症が同率一位という結果が出ています。
実は「食べつわり」はメジャーだったんですね。

参考:株式会社赤ちゃん本舗『つわり、どう乗り切った?

便秘

発症時期:妊娠25週頃~現在

「妊婦は便秘になりやすい」と聞いてはいたものの、本当にそのとおりでした。

比較的快便だった私ですが、子宮が大きくなるにつれて腸が圧迫されるのか、便秘症状が増してきています。

トイレで力もうとするとお腹に力が入ってあまりよくない気がしてしまうし、難しいです。
症状が酷い人は、病院に相談するとお薬を処方してもらえるようです。

体型の変化

発症時期:妊娠18週頃~現在

単純にお腹だけが出てくるのではなく、全体的に脂肪が増え、体型が丸くなっていきます

これまでずっと頑張って維持してきた体型が、日に日に丸太のように変わっていくのは受け入れがたい事実です。

体型が変わり始めたばかりの妊娠初期の頃は本当に嫌で嫌で仕方がなくて、「女性」であることを否定されるようで気分が落ち込む日々が続きました。。

今現在は変わり果てた姿になってしまったので諦めの境地ですが、産んだらすぐに戻せるように頑張ろうと思うようにしています。

せめてもの抵抗で、下着はマタニティ用ではなく、昔から愛用しているブランドを着用しています。

体型は変わってしまっても、可愛い下着を身に着けることで気分も上がるのでおススメです!

浮腫み(むくみ)・こむら返り

発症時期:妊娠20週頃~現在

主に脚なんですが、浮腫んできます。
夏に近付いてきたのでサンダルを買ったのですが、なんだかキツイ。
そしてこれは浮腫みの影響だと思うのですが、10分ほど外を歩いただけで、足の甲や小指に水豆ができてしまいました。。泣

せっかく買ったサンダル、履けずに終わるかな?と思いましたが、夜寝るときにメディキュットを着用することで症状がマシになり、サンダルも履けるようになりました!


また、浮腫みの弊害か、明け方に足がつる現象がしばしば発生するようになります。

私はこれまでの人生で足がつったことは2回しかなかったのですが、妊娠してから既に数回つっています・・・。
その度に叫んで夫を起こし、足を伸ばしてもらってなんとか事なきを得ています。

浮腫み、こむら返りは多くの妊婦さんが経験する事象のようですので、妊娠したばかりのみなさまもお気をつけください!

耳の詰まり

発症時期:妊娠22週頃~現在

こちらも妊婦マイナートラブルあるあるのようです。

耳管開放症と言って、耳が塞がれた感じ・自分の声が響いて聞こえる・自分の呼吸の音が大きく聞こえる・耳が聞こえにくい・耳鳴り・めまい、などの症状が出ます。

私の場合、家にいるときにはほとんど症状が出ないのですが、外出して疲れを感じるとまず左耳が詰まり、その後さらに疲れると右耳も詰まります。

「耳抜き」をしても治らず、横になるか、頭を下げる(お辞儀をするイメージ)ことで症状が改善されるのですが、外出先ではどうすることもできないので耐えるのみです。

自分の声が響くのも、自分の呼吸音が聞こえるのも不快ですし、人に話しかけるときの声量がコントロールしづらくなるのが困りものです。

頻尿・尿漏れ

発症時期:妊娠16週頃~現在

子宮がだんだんと膀胱を押しつぶしてくるようで、とにかくいつでもトイレに行きたい状態です。
特に歩いたりして振動が加わると、尿意が強まります。

いざトイレに行っても出るものは少ないくせに、トイレから出て1分後にはまたトイレに行きたくなったりします。。

これだけ頻繁にトイレへ行っているにも関わらず、どうやら気づかぬうちに若干の尿漏れもしている様子で、憂鬱になります。

妊娠前に使っていたおりものシートだと心もとないので、最近はウィスパーの吸水ライナーを愛用しています。
多少の漏れや、大量のおりものもカバーしてくれる優れモノで、おすすめです。
今は3ccタイプを使用していますが、さらに酷くなってきたら10ccタイプや15ccタイプもあるので安心です!


妊娠後期になるとさらに尿意が増してくるようなので、今からドキドキです。。

睡眠不足

発症時期:妊娠20週頃~現在

胎動を感じ始めたあたりから、眠りが浅くなりました。

日増しに激しさを増してくる胎動によって、母体が起こされるようになります。

夜ベッドに入ってから「そろそろ眠れそう」と言うタイミングで急に攻撃されて目が覚めてしまったり、明け方ぐらいに膀胱への攻撃を受けて起きてしまったり。

胎動があるのは良いことですが、確実に日中の仕事のパフォーマンスが落ちてしまっているので、もう少しおとなしくしていてほしいものです。

体重管理

発症時期:妊娠12週頃~現在

体調不良という訳ではありませんが、体重の管理がつらいです。

昔は「赤ちゃんの分とあわせて二人分ご飯を食べないと」なんて言われた時代もあったようですが、現在は増やしすぎはNG。
脂肪が増えると、産道にも脂肪がついてしまうため、胎児が出づらくなってしまうとのこと。

私が分娩予約している産院では「妊娠前から15kg以上体重が増えた場合には当院での分娩をお断りする」となっているため、何があっても超えてはいけない、というプレッシャーがすごいです。

妊娠初期の食べつわりで順調に体重を増やしてしまったため、妊娠中期の現在、非常に苦労しています。

食欲は普通にあるので、食べることを我慢するのはつらいです・・・!

直近2か月はなんとか体重増加0.5kgでおさえています。

ちなみに体重増加に関しては厳しい制限がある我が産院ですが、全室ホテルのような広々個室で、夫や家族も一緒に宿泊できるとっても素敵な産院です。
家族同泊可能な産院をお探しの方がいたら、是非こちらの記事もご覧ください。

まとめ

いかがでしたか?

私は妊娠する前は「悪阻さえ乗り切ればなんとかなる」と思っていたのですが、他にもさまざまな不調が出てくることがわかりました。

また、お気づきの方もいるかと思いますが、悪阻以外の症状はすべて現在進行形で続いています。。
そして妊娠後期には、さらに新しい症状も増えていくことでしょう。

人間を一人作り上げるというのは、本当に大変なことなんだなぁと実感させられますね。

このさまざまな不調を乗り越えた先には、子どもとの素敵な未来が待っているという事を信じて、なんとか耐えていきたいと思います。

妊婦のみなさまも、苦労の先の明るい未来を信じて頑張っていきましょう!

コメント